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「ファルコン9」ロケット、通算500回打ち上げ–ブースター再使用記録は28回
2025.06.16 16:48
米Space Exploration Technologies(SpaceX、スペースX)は米国時間6月12日、「Falcon 9」(ファルコン9)ロケットを打ち上げた。通算500回目のミッションとなった。
今回のミッション「Starlink-272(15-6)」は、カリフォルニア州のヴァンデンバーグ宇宙軍基地から実施された。Falcon 9は衛星ブロードバンドサービス「Starlink」(スターリンク)の衛星26機、地球低軌道(LEO)に投入。ロケットの第1段(ブースター)は、海上の無人船「Of Course I Still Love You」に着陸した。
「Falconが通算500回目のミッションを完了! 迅速なロケット再使用への道で、不可能を可能にしたSpaceXチームの全員、おめでとう!」と、SpaceXはX(旧Twitter)に投稿している。
今回のブースターも15回目の打ち上げと着陸となった。これまでのブースターの再使用記録は28回。打ち上げられた26機の衛星は7600機以上が稼働するStarlinkのメガコンステレーションに加わる。
今回の打ち上げの成功で2025年に打ち上げられたFalcon 9は72回となり、そのうち54回がStarlinkの打ち上げミッションだった。

関連情報
SpaceX公式X(旧Twitter)アカウント投稿
Starlink-272(15-6)ミッション結果
Space.com